G2黄花青軸、逆鉾タイプの2年生実生、3本植えの出品です。
青軸苗なので、ほぼ100%(99%以上)黄花で咲きます。
秋か来春に1本ずつ植えれば、素晴らしい株になりそうです。
写真1枚目がG2杉森小型逆鉾、写真2枚目がG2古池小型立葉、写真3枚目からが出品苗です。
なお、今回G1、G2の黄花の説明をメインにしたい為、出品苗は1円スタートといたしますので、よろしくお願いします
<G1黄花、G2黄花>
黄花君子蘭には大きく分けて、G1黄花(グループ1)とG2黄花(グループ2)があります。
他にG3やブラッシュイエローなどがありますが、G3(グループ3)は当方は?と思っています。
ブラッシュイエローについては、G1かG2に近い遺伝子を持ったものが殆どです。
G1(グループ1)は、赤色の花の色素の遺伝子が壊れてないものです。
発芽した苗はほぼ100%(99%以上)青軸なので、黄花で咲きます。
G2(グループ2)は、赤色の花の色素の遺伝子はあります。
表面に赤色が出てこない為、黄花に見えます。
花にキズをつけると、赤色がにじんだように出てきます。
なので、G1とG2はまるで別物ということです。
G1黄花もG2黄花もオレンジ花を交配すると、F1(1世代目)は全て赤軸苗のオレンジ花で咲きますが、黄花の遺伝子は50%ある為、F1同士のF2では25%の青軸、黄花が咲きます。
F1に黄花(元株)を交配すると50%青軸で黄花が咲きます。
稀にですが、同系の黄花同士の交配青軸苗や黄花の割子株でオレンジ花が咲くこともあります。
原因は不明ですが、高温や低温、虫やウイルス、水切れ、水のやり過ぎ、肥料不足またはやり過ぎなどのストレスにより、成長が異常になり、先祖帰りしたと思われます。
昔、新聞記事にジパングの株に黄花とオレンジ花の両方が咲いたものを見せていただいたことがありますし、仲間のところで黄花の割子株がオレンジ花で咲いているものを見たことがあります。
このようなことが起きる為、100%黄花とはいえず、ほぼ100%と記載していますが、今後99%と書いていく予定です。
なお、出品中の質問欄には出品株以外はお答えいたしかねますので、よろしくお願いします。