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OYAIDE オヤイデ SILVER LINE 純銀単線&OFC撚線 独立多芯/ラウンド ヘリカル構造
高価=テフロン絶縁材 ダブルシールド CARDAS製=高級プラグ採用 の出品です。
当ケーブルの発売は 2002年頃だと記憶しておりますから、今から 20年以上 昔の製品でございます。
オーディオにおける ケーブルの重要性をいち早く訴えていた オヤイデですが、各社から音響用のケーブルのラインナップが充実していく中で
工業用のケーブルをオーディオ用に流用していく手法ばかりで、自社製品の発売が数少なく、他社の後塵を拝することになっていくとは皮肉なことでございます。
そうした状況を打開すべく、満を持して発売されたのが 当製品=Silver Line でございます。
オヤイデ電気といえば、たいへん知名度の高い、ケーブル界の老舗中の老舗ですが
当方がその存在を知ったときは、まだ「やたらと品揃えのいい、街の電線屋さん」でありました。
小柳出一二氏が、昭和27年(1952年)創業したといいますから、今年で 71年目を迎えるわけでございます。
当時は 一坪半の小さなお店だったそうですが、昭和31年(1956年)には現在の場所に移転されたと聞きます。
昭和のころのノスタルジックな佇まいで、現在も あのままの姿 で営業されておられます。
昔は、音響用ケーブルの意義が今ほど認知されておらず、販売されているものも少なかったので
産業用や工業用の電線をオーディオ用に流用することを提唱し、ケーブルの重要性を訴えておられました。
故 江川三郎氏や金田アンプで有名な 金田明彦氏が「接続するケーブルで音が変わる」ことを発言し始めて
オーディオマニア達に 少しずつ、じわじわと浸透していくことになり、当方もご多分に漏れず、いろいろお世話になったものです。
今となってみれば、隔世の感 ありですが、懐かしい思い出でございます。
1989年1月(平成元年)に新社屋が完成し、本社機能を移転させ、2002年5月(平成14年)にオンラインショップを開設。
2004年(平成16年)には、海外への展開を開始。現在では世界 50カ国以上に輸出されております。
オヤイデ電気は、現在 ”自前”のケーブルを多数 ラインナップしておりますが
当出品物は、インターコネクトケーブルとしては、第一号だったように記憶しております。
アコリバ製 メッシュチューブに 「オヤイデ電気」とロゴの入った外観は とてもレトロな趣でございます。
当時、1mペアのみのラインナップで、定価:45,000円 と、なかなか高価なケーブルでした。
構造は、0,14mmのOFC線7本を撚り合わせた芯線をセンター中央に位置させて
その周りを取り囲むように、6本の0,4mmの純銀の単線を配置させたコンストラクション=ラウンド ヘリカル構造
その純銀/単線には、6本とも テフロンコーティングを施してあり 、まるでリッツ線のような処理です。
信号伝達に優位性のある独立多芯構造で、尚且つ 単線(ソリッド)を採用した上で
異種導体(純銀&高純度 銅材)を組み合わせたハイブリッド構成を採用しております。
絶縁体には、空気に次ぐ優れた絶縁率や比誘電率を誇る 高価なテフロン素材。
シールドは 銅網線に加え、極薄 0,05mmのアルミ箔を用いての、ダブルシールド。
プラグは あの CARDAS カルダス製 GRMOタイプを採用。コンタクト部は、シルバー&ロジウムコーティングでございます。
「オヤイデ電気」とロゴが書いてある方を、出力側(上流側)に繋ぐのだったと思います。
ユニークで独自性のある構造を採用するなどの特徴を持ち、且つコストの掛かる部材を採用した、贅沢なケーブルでございます。
複雑な構造を保有しているため、大量生産には適さないので、似たような内容のケーブルは、今のオヤイデではラインナップされておりません。
使用に伴うキズやスレ などがありますが、目立つダメージなどないように感じます。
外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので
見た目を重視される方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。
中古のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い致します。
実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが
原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。
ネコポス にて 全国送料無料で お届けいたします。
包装・梱包は、リサイクル材を活用させていただきますので、ご了承願います。
なお、評価を希望されない方もいらっしゃいますことから
当方への評価を頂きました方に、折り返し 送信しております。
評価不要の方は、当方への評価も不要でございます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。