柴田よしき
祥伝社
定価 1700円 + 税
ISBN 9784396632779
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【表紙裏より】
謎の失踪を遂げた夫・貴之のあとを継ぎ、
探偵となった下澤唯。
十年の月日を経て偶然彼を目撃した結は、
佐渡出身の渋川さわ子という関係者がいたことを突き止めた。
だが、さわ子はすでに死去し、貴之はさわ子の娘・雪と
一緒にいるらしいことだけ判明した。
夫は唯を本当に裏切っているのか?
細い糸をたぐり追跡を続ける唯は、
さわ子の友人だった佐野明子のもとを訪れた。
彼女はさわ子から、死の間際に雪と貴之のことを記した
手紙を預かっていたのだ。
明子も死の床についていたが、
唯の事情を知った彼女から、手紙の内容を明かされる。
どうやら貴之と雪は、人に知られてはならない
情報を抱えているらしい。
失踪前日に起きたホームレスの不審死と関係が?
手紙を手がかりに、信州・蓼科へ向かった唯。
だがそこには、貴之の目元を残す美少女―小松崎ゆいが待っていた…。
***著者渾身の感動のミステリー***
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