ハンスハンセンはジョージジェンセンの有名なデザイナーであったと同時に自らの工房で「HANS HANSEN (HaH)」ブランドでもジュエリー制作を行ってきました。「HANS HANSEN」ブランドの製品はジョージジェンセンのものより少量生産の手作り品の割合が高く、高品質の製品ということでも定評がありました。ところが「HANS
HANSEN」は1992年にジョージジェンセンに吸収合併されてしまいます。
このクリップイヤリングは「HANS
HANSEN」が独立していた時代のヴィンテージイヤリングです。同じデザインの製品が吸収合併後もジョージジェンセンブランドで継続制作されている例はありますが、このイヤリングは該当しないようです。それどころか同じデザインのイヤリングはネットの画像検索をかけても他の販売例が今のところ見つかっておらず少量生産の希少性が非常に高いものだと思われます。2番目の写真でわかるように底面の「HaH」のロゴの刻印は片方にしか入っていないところ、また3番目の写真でわかるように裏面の「HaH」の刻印と「925S」の刻印とが左耳用だけ上下逆向きになっているところなどを見ても手作り感満載のイヤリングになっています。
ハンスハンセンの工房のヴィンテージジュエリーは近年ヨーロッパでもコレクターが急増していて希少価値がますます上がっているそうです。貴方のジュエリーコレクションにも追加してみてはいかがでしょうか?
尚、このイヤリングは1992年以前にデパートで購入したものです。
材質:925シルバー
サイズ:
縦
約3.2cm
横 約2.1cm
厚さ 約0.5cm(クリップ部を除く)