ブロムシュテット/シベリウス交響曲全集
シベリウス:
・交響曲全集
・交響詩『タピオラ』
・悲しいワルツ
サンフランシスコ交響楽団
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
日本でも人気の高い名指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテット[1927- ]が、以前、サンフランシスコ交響楽団とセッション・レコーディングしたシベリウスの交響曲全集BOX。
当時のこのコンビは幅広いレパートリーとオーケストラの高い機動力で、コンサートでも録音でも大きな成果を残していますが、
特にこのシベリウス全集はDECCAの優秀録音もあって非常に高い評価を得ていたものです。
なお、交響曲第4番の終楽章で活躍するグロッケン(またはグロッケンシュピール)について、
「本来の作曲者の意向はチューブラーベルだった」という説があり、ここでのブロムシュテットはこの説に従っています。
オーマンディ盤やコリン・デイヴィス盤2種(ボストン響、ロンドン響)などグロッケンとの併用を試みた例はありましたが、
チューブラーベルを完全に採用した演奏は希少で、響きの性格がまったく異なるため、興味深い聴きどころとなっています。
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