●1976年6月14日リリースの、シカゴの第10作『シカゴ 10 カリブの旋風』は、スタジオ録音としては八枚目のアルバムです。カーネギーホールでのライブアルバムはナンバリングされておらず、この直前に出たIXはベストアルバムでした。パッケージを開くとChicagoのロゴのチョコレートが見えるというジャケットデザインは当時大評判になり、1977年のグラミー賞で、Best Recording
Package(ベスト・アルバム・デザイン)賞を受賞しています。デザインのジョン・バーグはグラミー賞に26回ノミネートされ4回受賞しています。
●名作『シカゴ 10 カリブの旋風』について語るときは、二枚目のシングルカットである"If You Leave Me
Now"『愛ある別れ」について語らないわけにはいきません。シカゴ初のビルボード二週連続1位に輝き、全米で140万枚以上を売り上げました。ちなみにイギリスではさらにヒットし3週連続の1位でした。これまでシカゴはグラミー賞に5回もノミネートされていましたが、初受賞は、このアルバムです。五部門でノミネートされ三つ受賞しました。特に『愛ある別れ』はアレンジと楽曲賞を受賞しています。あの『明日に架ける橋』のアレンジで有名なジミー・ハスケルがオーケストレーションを担当しました。
●Chicago VIIの名曲"Wishing You Were Here"
『渚に消えた恋』と同じく、『愛ある別れ』はベースのピート・セテラが自作曲を歌っていますが、メンバーは、本来のシカゴらしくない作品と考えていました。実際は、このようなラヴ・バラードが、このあとのシカゴのヒット曲の中心になりますが、ギターのテリー・キャスがこの曲ではギターを弾かず、プロデューサーのジェームズ・ガルシオがアコースティック・ギターを弾いたことに象徴されるように、ピーター・セテラがソロ活動中心になっていくことを暗示するかのようです。ちなみにライブではピーターセテラはベースではなくギターを弾いていました。
●1976年四月に、コロラド州のロッキー山脈に近いネーデルランドにあるカリブランチ・スタジオで録音されたため、日本題は『カリブの旋風』と名付けられました。Ranchというのは北米の大放牧場の名前によく使われますが、実際四千エーカー(正方形にするなら4km四方)の広大な土地で、さまざまな名盤が生まれました。エルトンジョンがタワー・オブ・パワーのホーンセクションと作った1974年の『カリブ』は、このスタジオの名前がアルバムタイトルになりました。ビーチ・ボーイズ、アース・ウィンド&ファイアー、エイミー・グラントなどアメリカン・ロックを代表するアーティストが録音している名門スタジオです。1985年に三百万ドルの被害を出した火事でコントロールルームが全焼したのは、とても残念なことです。シカゴの名作も多く録音され、6~11は、カリブランチでたっぷりと時間をかけて大自然の中で録音されています。
●ストックラバーズ2003は、シカゴの全てのリマスターCD(←クリックしてください)を出品しています。この紙ジャケは本当に薄いので、クリックポスト198円で段ボールでガードして24枚まで発送出来ます。日本盤の分厚い完全復刻紙ジャケとは違って、背表紙の文字はありませんが、音質は本当に素晴らしいので、音質本位でお考え下さるようお願いします。
●正規盤で、密閉包装されていますが、ブックレットなどの封入物はありません。
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Chicago Chicago X
シカゴ 第10作『シカゴ 10 カリブの旋風』
『愛ある別れ』収録 密閉包装のまま 新品未開封CD
最新リマスター Rhino ライノ 英国盤 紙ジャケ
●1976年6月14日リリースの、シカゴの第10作『シカゴ 10 カリブの旋風』は、スタジオ録音としては八枚目のアルバムです。カーネギーホールでのライブアルバムはナンバリングされておらず、この直前に出たIXはベストアルバムでした。パッケージを開くとChicagoのロゴのチョコレートが見えるというジャケットデザインは当時大評判になり、1977年のグラミー賞で、Best Recording Package(ベスト・アルバム・デザイン)賞を受賞しています。デザインのジョン・バーグはグラミー賞に26回ノミネートされ4回受賞しています。
●名作『シカゴ 10 カリブの旋風』について語るときは、二枚目のシングルカットである"If You Leave Me Now"『愛ある別れ」について語らないわけにはいきません。シカゴ初のビルボード二週連続1位に輝き、全米で140万枚以上を売り上げました。ちなみにイギリスではさらにヒットし3週連続の1位でした。これまでシカゴはグラミー賞に5回もノミネートされていましたが、初受賞は、このアルバムです。五部門でノミネートされ三つ受賞しました。特に『愛ある別れ』はアレンジと楽曲賞を受賞しています。あの『明日に架ける橋』のアレンジで有名なジミー・ハスケルがオーケストレーションを担当しました。
●Chicago VIIの名曲"Wishing You Were Here" 『渚に消えた恋』と同じく、『愛ある別れ』はベースのピート・セテラが自作曲を歌っていますが、メンバーは、本来のシカゴらしくない作品と考えていました。実際は、このようなラヴ・バラードが、このあとのシカゴのヒット曲の中心になりますが、ギターのテリー・キャスがこの曲ではギターを弾かず、プロデューサーのジェームズ・ガルシオがアコースティック・ギターを弾いたことに象徴されるように、ピーター・セテラがソロ活動中心になっていくことを暗示するかのようです。ちなみにライブではピーターセテラはベースではなくギターを弾いていました。
●1976年四月に、コロラド州のロッキー山脈に近いネーデルランドにあるカリブランチ・スタジオで録音されたため、日本題は『カリブの旋風』と名付けられました。Ranchというのは北米の大放牧場の名前によく使われますが、実際四千エーカー(正方形にするなら4km四方)の広大な土地で、さまざまな名盤が生まれました。エルトンジョンがタワー・オブ・パワーのホーンセクションと作った1974年の『カリブ』は、このスタジオの名前がアルバムタイトルになりました。ビーチ・ボーイズ、アース・ウィンド&ファイアー、エイミー・グラントなどアメリカン・ロックを代表するアーティストが録音している名門スタジオです。1985年に三百万ドルの被害を出した火事でコントロールルームが全焼したのは、とても残念なことです。シカゴの名作も多く録音され、6~11は、カリブランチでたっぷりと時間をかけて大自然の中で録音されています。
●ストックラバーズ2003は、シカゴの全てのリマスターCD(←クリックしてください)を出品しています。この紙ジャケは本当に薄いので、クリックポスト198円で段ボールでガードして24枚まで発送出来ます。日本盤の分厚い完全復刻紙ジャケとは違って、背表紙の文字はありませんが、音質は本当に素晴らしいので、音質本位でお考え下さるようお願いします。
●正規盤で、密閉包装されていますが、ブックレットなどの封入物はありません。
●ボール紙でガードする定型外郵便は120円です。段ボールでしっかりとガードすると140円です。(翌日配達廃止。土日祝日配達廃止。)
●クリックポスト185円追跡付きは、この紙ジャケCDは、段ボールでガードして、24枚まで同梱発送出来ます。(毎日配達)
●お急ぎの方は、匿名配送翌日または翌々日配達のネコポス210円もご検討ください。万が一の事故の際も三千円まで補償されます。この紙ジャケCDは18枚まで同梱発送できます。
●未開封の場合、返品に対応させていただきますが、送料と手数料はご負担下さるようお願いします。万が一私の責任による場合があれば全額返金させていただきます。
●ゆうパックは、平日窓口持ち込みの割引き料金です。土日祝日にお急ぎの方は正規料金をご負担下されば即日発送できますので、かんたん決済前にお知らせ下さい。
●何かありましたら、気軽に、出品者への質問から、質問してください。
収録曲
1Once or Twice3:03 『ロックンロール・シカゴ』
2You Are on My Mind3:12 『君の居ない今』
3Skin Tight3:19 『スキン・タイト』
4If You Leave Me Now3:55 『愛ある別れ』
5Together Again3:53 『再び君と』
6Another Rainy Day in New York City (2002 Remaster)3:01 『雨の日のニューヨーク』
7Mama Mama3:30 『いとしい人』
8Scrapbook3:30 『想い出のスクラップ・ブック』
9Gently I'll Wake You3:33 『僕だけの君に』
10You Get It Up3:33 『君はセクシー』
11Hope for Love3:03 『愛の終りに』
以下ボーナストラック
12I'd rather be rich (未発表・オリジナルバージョン) 2:35
13Your Love's An Attitude 5:59