ステレオ電蓄　コントロール音響　PL-2000S 真空管アンプ　ロネット型クリスタルカートリッジ　不良なるも動作品　説明お読みください

この種のものは、オールプラスチック製の、トランジスター型が多いですが、少し前の世代の真空管型です。それにもかかわらず、ステレオであるのは、貴重です。また、SP再生可能な78回転とターンオーバー型クリスタルカートリッジを備えているのも、今となっては、貴重です。　但し、幾つか問題点が有ります。　まず、回転がうまく出ないことです。モーターは普通に回っているようですので、アイドラーの滑りが原因かと、しつこく清掃したところ、かなり良くなりましたので、もう少し滑りを止める工夫を考えるか、新品に交換ができれば、大丈夫なように思います。次に問題なのは、R側のハム音がひどく、ボリュームのガリも有ります。　音は、両チャンネルOKです。真空管らしい豊かな音がしていて、なかなか魅力的です。スピーカーは、金属パネルの大きさから推測するに、8〜9cmと思われます。この時代の小口径としては刺々しさが無いのは、真空管のせいでしょうか。　なお、鳴らしてしまうと、ハム音は目立たなく、結構聴けます。ピックアップの動きで変化あるところを見ると、ちょっとした接触不良のようでもあります。どなたか、挑戦して見ませんか。安めに設定したつもりです。